voice colum
ビジネス・スピーチ・話し方
美容部員のための声の出し方
こんばんは!
リーダーズヴォイストレーナー相川陽介です。
今回は美容部員のための声の出し方について書いてまいります。
三越やら、伊勢丹やらデパートにいくと、必ずあるものがあります。
それは、、、、
「化粧品コーナー」
です。
ありますよねー
シャネル、グッチ、ランコメ、アルビオンなどなど・・・
その化粧品コーナーに必ずあるもの。
それは、、、
「美容部員のおねえさん」
です!
「いらっしゃいませーー」
これは、自分にあった化粧品を選んだり、商品の説明を聞いたりと、とてもありがたい存在、のはず。
その美容部員を育てる専門学校があるくらい、全国で求められている職種。
その美容部員のために、立ち姿勢、スキンケア法、話し方、接客マナーなどなど必要知識があるようです。
こと、声については、どういう声が求められるでしょう??
まず、
「これだとマズイ・・・」
を挙げて、それを改善していく形で解説していきたいと思います。
1、説明が聞こえないくらい小さすぎる声
⇒聞き取りづらくて、じっくり話を聞く気にならない。
2、暗い声
⇒楽しいはずの買い物に、くらーーい感じの声で接客されるのは
よくないですね
3、こもった感じの声
⇒聞き取りづらい印象になりやすい
4、甲高い耳障りな声
⇒聞いてて疲れる
「ああ、私はこのタイプかもしれない・・・」
と思った方は、下記の解説を参考にされてくださいね!
では、それぞれのタイプに対して、どう対処するといいでしょうか?
1、説明が聞こえないくらい小さすぎる声
⇒声量を引き出すトレーニングが効果的です。
具体的には、一週間に1時間、一人でカラオケにいくことがオススメ。
カラオケでは、
「やっっほーーーー」
など、大きな声を出す練習をしてください。
マイクは使わないように。練習の意味がなくなります。
2、暗い声
⇒カンタンな解決策としては、笑顔で話すことです。
暗い声の原因のほとんどは、無表情のように思います。
表情に左右されずに、様々な声質を使いこなすテクニックもありますが、それは高等テクです。
鏡の前で、笑顔で3分間程度キープする練習をしましょう。
3、こもった感じの声
⇒低めの声の人に起こりやすい現象です。
解決策としては、
「声を遠くに飛ばすイメージ」
で声を出すことです。
30センチ先に向けて声を出すのと、10メートル先に向けて声を出すのでは、相手に伝わる印象が大きく異なります。
4、甲高い耳障りな声
⇒一番カンタンな解決策は、ゆっくり話すことを意識することです。
こういう印象の声になる原因は、
①声が頭頂部でよく響いている
②浅い位置での呼吸をしている
の二つが挙げられます。
理想的には、腹式呼吸による、ゆったりした長い深い呼吸を身につけることです。
と、今回は、美容部員のための声の出し方について書かせていただきましたが、他の様々なサービス業・接客業の方にも共通するポイントですね。
根底にあるのは、相手を思いやる声の使い方をすることではないかと思います。
お客様が一人一人違うように、人の声の課題・解決策も一人一人違います。
お客様のために、自分の成長のために、よりよい声の使い方をしてまいりましょう!
個人レッスンの体験は、こちらの問い合わせフォームのメッセージ欄に「体験希望」と書いて送信してください。