voice colum
ビジネス・スピーチ・話し方
笑えるスピーチ共通点
では、笑えるスピーチの特徴はなんでしょうか。
分類すると、二つのパターンがあるようです。
1、ひな壇型
島田しんすけ、さんまさんなど
トークの中で、お客さんをいじりながら笑いを積み重ねていく。
トークの流れの中で、状況を判断しながら笑いを取る
2、もちネタで勝負型
ギター侍、落語家、吟じます、など
一定のトークをあらかじめ用意し、ネタをやります、と言ってはじめる。
一定のパターンがあるトークの、細かい部分を変更して、幅を持たせる。
上記したのはお笑い芸人。
しかし、我々はお笑い芸人でしょうか?
大多数の方は違うはず(笑)
では、笑いを取っている講演家は、上記のどちらか?
答えは、、、、両方。
使い分けています。
卓越した講演家は、毎回、落としどころとなる話を持っていて、そこにたどり着くまでに、アドリブで拾ってきた話をくっつけます。
落語家が、ネタをはじめる前に話す、導入のトークと同じです。
この導入トークのときのネタを選ぶ際には、
1、時事ネタ
政治とか、経済、来場者がニュースで見てるであろうネタ
2、家族ネタ
自分の家族で最近起こったエピソードなど
3、ご当地ネタ
来場者の地元を取り上げて、食や歴史などを絡めたネタを話す
などなど、なるべく身近に感じられて、笑えるネタを選ぶわけです。
卓越した講演家は、これがすごーくうまいです。
この力を身につけるには、ネタを普段からアンテナを立ててリサーチしておく必要があります。
そして、ばんばん実践する。
人前で。
仲間とのトークの中で。
反復練習が、スピーチでの導入の武器になります。