voice colum
ビジネス・スピーチ・話し方
催眠の声
こんにちは!
声の芸術家です。
ここ数日、暖かい日が続いていますね♪
昨夜は、恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーションをみながら、うろうろとしておりました・・・
いいもんですね。
とまぁ、外をうろうろしていたせいで、日本シリーズで巨人が優勝したという話題を知ったのは今朝の新聞でありました(笑)
読売巨人軍。
原監督のインタビュー記事など、のっておりました。
難しかったらしいのが、若手選手とのコミュニケーションだったとのこと。
ジェネレーションギャップというのは、やはりあるんでしょうねー。
若手スポーツ選手といえば、ゴルフの遼くんが有名ですね!
また、水泳の北島選手とか。
巨人軍をふくめ、トップアスリートの世界では、フィジカルなトレーニングと同様に、メンタルトレーニングが相当に重要視されているようです。
成功イメージを作る練習をするとか、「できる」「勝った」という自己暗示をかけたり・・・
自己暗示というのは、ビジネスの世界でも
「セルフイメージ」
という呼び名で使われています。
「私は、○○である」
○○の中に、自分の理想とする言葉をいれて、何度も繰り返し唱えることによって、自然とその理想とする状態になっていくというもの。
心理学の世界で、最近注目を浴びているものとして
「ヒプノセラピー」
というものがあるそうで。
ヒプノセラピーとは、催眠状態を使って潜在意識に直接働きかけることにより、心理的・身体的問題を改善、解消していく効果的な心理療法の1つ。
だそうで。
参考HP↓
http://www2.bbweb-arena.com/t-heart/th_003.htm
僕のお世話になっている方で、ヒプノセラピスト・カウンセラーのNAKOさんがいます。
「クライアントを誘導していくときの、声って大事なのよねぇー」
とのこと。
そりゃーそうだよなぁーと感じます。
だって、誘導してもらうときのクライアントの立場になれば、なるべく
1、心地よく
2、自分の世界に集中できる
3、リラックスしてきける
そういう声がいいですよね。
例えば、超甲高い声とか、ものすごく滑舌悪くて何をいっているかわからない声とか、激しくダミ声とか、心につきささるキツイ声とか、やけにうるさくでかい声とか・・・
クライアントの立場になると、ツライわけです(笑)
「うあぁーーー集中させてくれーー」
「ちゃんといざなってくれーーー」
となるようです。
今回は、すごく限られた方向けに、
「催眠誘導をする人のためのヴォイストレーニング」
の話。
誘導される側が、心地よくリラックスして、集中して誘導されるような声という声の出し方。
聞いているだけで、気持ちよくなるような声・・・
どんなでしょう?
これは、色々な声のタイプの方がいらっしゃるし、聞き手の好みもあると思います。
なんで、あえて、世間的に有名な人の声を例に挙げますと、
「森本レオ」
さん!
聞いたことありますか?
あの、ぼんやりというか、ふんわりというか、包み込まれるようなゆったりした感じの声。
まさに、癒し系の声の代名詞です。
音声学的にいうと、あの声には「f分の1ゆらぎ」なる周波数帯が多く含まれているようです。
「f分の1ゆらぎ」というのは、木々のざわめきや、小川の流れに多く含まれている周波数帯で、人に心地よい癒しの印象を与えるものです。
「ははーーーん!だから癒し系なのか!」
ということです。
そういう声を出すためには、どうすればいいのでしょうか?
結論から言うと、、、、
「カンタンには出ないデス」
あぁ、やっぱりそうか(笑)
しかし、方向性としては、こういうトレーニングを経ていくと、そういう声になっていくというのはあります。
1、息を多くまぜた感じの発声
2、胸腔・口腔・鼻孔・咽頭を強く響かせた発声
です。
そのためには、呼吸のトレーニングが効果的です。
オススメの練習方法として、「最低音でロングブレス発声」があります。
1、椅子や床にあぐらをかいて座る
2、自分が出せる一番低い音(息の音だけになる寸前)を出してみる。「おーー・・・」という風に。音を出しているときに、胸の響きを意識する。
3、2の音を、15秒続ける
4、今度は25秒
5、今度は30秒
これを続けていただくと、息が安定的になり、かつ胸腔の響きが増幅します。
他にもいろいろとありますが、まずはこれを。
「癒し系の声を出したい!」
「相手を落ち着かせるような声が出したい!」
という方は、やはりそれは相川の得意分野!
なぜなら、僕は朗読家です。
いろんなタイプの声を出して、朗読作品にでてくるキャラクターを演じ分けるのが仕事です。
癒し系は、最も得意な声キャラクターです(笑)
興味ある方は、朝時間ヴォイストレーニングや、夜時間ヴォイストレーニングにきてみてくださいね↓